| 「新しいコールセンターの構築に関しては、国内外のメーカーさん10社に声をかけまして、そのうち8社からご提案をいただきました」と、第1営業本部営業企画部部長代理の臼井悟氏は振り返る。その結果、同社のIVR(自動音声応答装置)システムの導入においてSI事業者として実績のあった日本電話施設と富士通が共同提案したコールセンターに採用が決まった。
採用の理由を長縄氏は、「機能的に優れていたことはもちろんですが、コスト的にも十分魅力がありました」と語る。さらに、コールセンターの命ともいえるPBXが富士通製品であったことも大きな選択理由となった。
というのも、海外メーカーの場合、東京・大阪と比較して東海エリアのサポート体制は手薄になる傾向がある。「何かトラブルや障害が発生したときに、現地のサポートセンターからSEがすぐ駆けつけてくれるという安心感は大きいですね」と、臼井氏も言葉を続ける。
機能的な面では、大規模コールセンター向けパッケージソフトBroadChannelにより、導入が容易であることがあげられる。新コールセンター構築の検討に入ったのが1999年10月であり翌年の3月に業者が決定し、実際に着工したのが7月。そして、正式に稼動開始したのが2000年11月1日と、実質構築に要した期間はわずか3カ月であった。
目的の一つであったアウトバウンド業務の効率化に関しては、HYPERCALLにより、従来の業務の1.7倍の効率化を実現している。HYPERCALLとは、データベースの顧客情報をもとにコンピュータが自動的に発信し、相手が電話に出るとオペレータの空き状況を確認しながら振り分けるという、いわゆるCTIの代表的な機能のひとつであるプレディクティブ発信を行うアプリケーションのことである。
同社の新コールセンターの席数は88であり、HYPERCALLでは今回のシステムでは最大100まで自動発信を可能とした。
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